子連れのハワイ旅行、楽しみですね!でも最初と最後の難関…
それは飛行機問題。
ほとんどの方は、乳幼児連れの場合で不安を感じるのではないでしょうか?うちは家族3人で子どもが1歳になった3日後くらいに連れて行ったのですが、行きと帰りは心配で仕方なかったです。
今回は1歳前後のお子さんを飛行機に乗せるときに、事前に準備するべき5つのポイントをご紹介します!
実際に乗ったときに思ったことや、体験談なども合わせてお伝えします。参考になれば嬉しいです。
開くと目次が見られます♪
ポイント1 計画からよく考える
子連れハワイで最難関の飛行機を乗り越えるには、なんといっても事前準備が大切です。
対策を練ることで、不安も解消されますよ!
まずは手配からポイントがあるので、今から予定を組み始める方は、参考にしてみてください。
子連れハワイの場合、まずは手配の方法・運賃や座席などについて知識を深める必要があります。
手配はどうする?
ハワイに行く場合、手配は2パターンの方法がありますよね。
●パターン1、個人で航空券とホテルをとる
個人手配の場合、座席は好きな場所を選べるという大きなメリットがあります。
ただ繁忙期は料金がとても高いですし、到着してからすべて自分達で動くので、慣れていない方にはデメリットを感じることが多いかもしれません。
航空会社のマイルを使う場合にも、とにかく早く予定を決めて座席をとりましょう。
マイルでとる座席は設定されている座席が少ないんです。出発する空港にもよりますが、来年の分も普通に埋まっていたりするんですね。
我が家は予定を決めたのが一歩遅く、何度もこれで失敗しています。
●パターン2、ツアーなど航空券とホテルがセットになっているもので手配
ツアーの場合は基本座席はリクエストで、どこになるか直前までわかりません。
バシネット(機内にある赤ちゃん用ベッド)を利用したい場合はリクエストになるので、子連れが多いホノルル線の繁忙期は不安です。
大事なのは、ツアーパンフレットが出たら、すぐに予約することです。ツアーだと激安のものがありますが、激安のものは安いなりの理由がありますので、座席に関してはかなり厳しいと思います。
ということで、
座席の安心感を早く得たいファミリーなら、早めの予約で、自分で航空券を手配するのが一番です。
子どもの運賃について
国際線の航空料金は2歳から大きく変わります。
簡単にいうと1歳までは膝の上でOK、2歳から1席分必要なんですね。なので2歳になるまでに連れていく!という方も多いと思います。
例えばJALなら、膝の上なら料金は大人運賃の10%、1席使う2歳から12歳未満は大人運賃の75%かかります。
ここで気を付けたいのが、仮に1歳でも1席分使う場合には、75%の航空料金がかかるということです。
利用する航空会社の運賃をよく確認しましょう。(どこも若干の差はありますがこのような感じです)
座席はどこがおすすめ?
●バシネットが利用できる席
長いフライトになりますので、ずっと抱っこというのは大変ですよね。子どもを寝かせられる、バシネットの利用できる席をおすすめします。
バシネットが利用できる座席でも、中央の大型モニターの前だとずっと明るいので、子どもが寝れない場合があります。
航空会社にもよりますが、両サイドの大型モニターがない座席が良いですよ。
使う機材などにより異なるので、必ず航空会社に確認しましょう。事前に機材はわかるはずです!
ちなみにANAで行ったときのバシネットでは、全然寝れませんでした。
航空会社によって形状は多少違いがあります。ANAのバシネットは深さが30㎝以上もあるんです。確かに安全性は高そうなのですが、圧迫感があったのか子どもが怖がってましたね。
ちなみにJALは深さが15㎝で、子供の様子もチェックできるので我が家はこちらの方が合ってます。
●トイレが近い後ろの席
後ろのトイレが近い席だと少しスペースがあります。
もし子どもがぐずり出したときには、すぐに席を立てますし、気分転換に良いかもしれません。
●ビジネスクラス
ビジネスクラスに関しては賛否が分かれますし、何よりも航空券代が高いんですが…
ちょっとした壁もあったりしますし、普段大人しい子ならおすすめです。
特に帰りは午前中やお昼にハワイを出るので、まとめて寝る時間ではないですよね。
ビジネスクラスだと、座席が広いことで子どもも少なからず動けますし、しきりが嬉しい!
足元がエコノミークラスよりもずっと広いですし、フルフラットになれば座って遊べたりします。少しでもスペースが広いことが、子どもにはずいぶん違うようです。
そして機内の照明がエコノミークラスより消えるのが早かったりするので、子どもの入眠に持っていきやすいですね。
気を付けて欲しいのが航空会社によっては、ビジネスクラスにバシネットがないこともあります。
機内でのマナー
フレンドリーで親切な客室乗務員が、困ったときにはサポートしてくれます。
とはいえ子連れが多いホノルル線でも、節度を持ったふるまいが必要です。
何度も席を立って、通路を行ったり来たりは最終手段です。一度席を立つのを覚えると何度も行きたがってしまいますよ。
子連れでない方はやっぱり気になってしまうかもしれません。そのような意味でも一番後ろの席は割と動きやすいですね。
機内で前後や隣の方に、一言あいさつするのもいいかもしれません。
言えそうな感じだったら、
と長々言わずに、さらっと主人と2人で挨拶をしてます。
皆さん快適なフライトにしたいですよね。周囲への気配りはとても大切!
親が子どもに対して、できるだけご機嫌に過ごしてもらい・泣かせないようにする、という姿が見られないと、良い印象を受けないので気を付けましょう。
泣き止まない場合もあるかもしれませんが、親が一生懸命であれば周りの方も温かいですよ本当。
- ハワイ旅行が決まったら、まずは早めの手配!座りたい座席をとれる可能性大です!
- 自分達での手配は、ツアーよりも先に座席を決められます。
- 季節によっては、お得に行けることもあります。
- おすすめの座席はやっぱりバシネットが使える座席。荷物を置いたりもできて便利ですよ。
- ただしどんな仕様か、チェックしましょう!深さがあると自分達が座ると子どもの様子が全く見えません。
- 機内でも周囲への考慮をお忘れなく。
マナーを守って、皆さんが良い旅になるようにしたいですね!
では次に航空会社が行っている、子連れ向けのサービスをご紹介します。
ツアーによっては航空会社も選べますし、まだ悩んでいる方は、こちらを参考にしてもいいかもしれません。
ポイント2 航空会社別子連れ向けサービス
日本からハワイには7つの航空会社が使えるんですね。出発する空港にもよりますが、以下が主な航空会社です。
さて、子連れにどんなサービスがあるんでしょうか?
JAL
- バシネット(事前予約が必要)
- 紙おむつ(GENKI! M&Lサイズ 事前予約が必要)
- 離乳食や幼児食(事前予約が必要)
- おもちゃや絵本
- チャイルドシート(事前予約が必要)
- パウダーミルク(数に限りがあります)
- おむつ交換台(狭いですが…)
エコノミークラスの後方座席4席が授乳に使える
コードシェア便など一部では、用意がありませんのでよく確認しましょう。
アレルギーの方は96時間前までに、電話かメールで申し込み可能です。
子どもの座席を確保してあれば、持ち込みも可能です。
日本から夜出発の便に限ります。
ANA
- おもちゃ
- 子ども用の特別機内食(事前予約が必要)
- バシネット(電話での予約が必要)
- 粉ミルク(数に限りがあります)
- 紙おむつ(M&Lサイズ)
- 子ども用スキンケア用品
- 哺乳瓶やエプロン、スプーンやフォーク
- ソフトドリンク
- 機内で記念写真をプレゼント(状況により異なります)
- 子ども用のイヤフォン
- チャイルドシートの持ち込み可能
- おむつ交換台
アレルギーがある場合には、96時間前までに電話で申し込みが必要です。
資生堂の低刺激スキンケア日焼け止めクリームがあります。
ANAでは用意がありません。
ハワイアン航空
- 空席があればチャイルドシートの持ち込み可能
- バシネット(事前予約が必要)
- ジュース(大人と同じもの)
- おむつ交換台(機材によります)
羽田、関西、新千歳のみ
デルタ航空
- おもちゃ(内容は余儀なく変更)
- バシネット(事前予約が必要)
- 離乳食
- おむつ交換台
- チャイルドシートの持ち込み可能
デルタ航空に用意はありません。
大韓航空
- 粉ミルクとオレンジジュース(1歳未満)
- オレンジジュースとベビーフード(1歳から2歳)
- バシネット(事前予約が必要)
- チャイルドシート(空席がある場合のみ)
アレルギーがある場合には持参が必要です。
ユナイテッド航空
- バシネット(事前予約が必要)
- おむつ交換台
- チャイルドシートの持ち込み可能
一部の機体を除きます。
ユナイテッド航空には用意がありません。
チャイナエアライン
- バシネット(事前予約が必要)
- おむつ交換台
- 離乳食
- ジュース
- チャイルドシートの持ち込み可能
アレルギー対応有り。事前に予約が必要です。羽田、成田のみです。
チャイナエアラインに用意はありません。
日本の航空会社はきめ細かいサービスがありますね。
ANAを使った時には客室乗務員の方が、レイをつけて家族写真を撮影してくれたのがとても嬉しかったですよ♡家族全員で写真ってなかなか難しいですしね。
海外の航空会社だと、機内が寒いことが多いので気を付けたいですね。
では次に、ここが一番の肝心な部分と言ってもいい、飛行機に乗る前と乗ってからどうすればいいのか、みていきましょう!
ポイント3 飛行機に乗る前・乗ってから
今から紹介することは、とても大切だと実感しています。
思ったような座席が取れなかった…という方もいるかもしれませんが、この3つをおさえておくことが大切です。
お出かけに慣れておく
お出かけに慣れておくことも大切です。
ハワイ旅行は長時間のフライト、いつもと違う環境での生活に食事など、まだ産まれて1年前後の子どもにはすごいことですよね!
日頃からいろいろなものを見る、触れるなど経験を積むのがいいと思います。環境に適応するのは早いですし、体調も崩しにくかったりしますよ。
早めに行ってとにかく遊ばせる
行きも帰りも同様ですが、とにかく遊ばせましょう!意外とこれが出来なかった…という人も多いんです。
空港って広いですよね。荷物を預けたり手続きをしたり、搭乗口ってどこかな?免税店も少し見たいかも…
などベビーカーに乗せて移動している時間が、結構長かったりします。
親はやることが多いので動いているような気がしますが、子どもは全然疲れていないんです。
きっちりと計画して、しっかり子どもを遊ばせる時間を確保しましょう。しっかり身体を使って遊ぶと、その後落ち着く子も多いはず♡
ちなみにいつも使い慣れている空港ではなく、初めて利用する空港で3時間前だと我が家なら時間は足りないですね。子どもも空港の景色に慣れて飽きるくらいがいいですよ。
いつもと違うバシネットや、抱っこでねんねでも疲れて寝てしまう!というくらい遊ばせましょう。
うちはこれで大成功して、行きの飛行機で最初の2時間は飛行機でテンション上がったり食事などで起きていて、その後6時間弱ずっと寝る!ということがありました。あれは最高でした…♡
帰りはお昼に出発なので前日の夜は夜更かしさせて、午前中身体を使って遊ばせるなどして、寝る時間を調整するのもいいかもしれません。朝早起きしすぎると、空港までの移動中に寝てしまうかもしれないので、そこも念頭に置いておきましょう。
初めて小さい子連れでハワイに行く方はこちらの記事も参考になるかもしれません。
〇ハワイに子連れで行くときの持ち物は!?乳幼児はこれで完璧!
さて次は私たちが出発する空港に、遊ばせるスペースはあるのかな?事前に知っておきたい!と思った方は、こちらをごらんください。※変更になっている場合があります。
羽田空港
●キッズコーナー
3F:出国手続き後 106ゲート、146ゲート付近
成田空港
●第一ターミナル:キッズパーク
5F:出国手続き前
3F出発ロビー:出国手続き後
●第二ターミナル:キッズパーク
4F本館:出国手続き前
2F本館-サテライト連絡通路:出国手続き後
3Fサテライト:出国手続き後
●第三ターミナル:キッズパーク
3F:出国手続き後
関西国際空港
●第一ターミナルビル:キッズコーナー
2F北ウイング:出国手続き後 4か所
2F南ウイング:出国手続き後
3F中央:出国手続き後 2か所
●第一ターミナルビル:KIXエアポートラウンジ
2F北:出国手続き前 有料
●第二ターミナルビル:キッズコーナー
1F:出国手続き後
新千歳空港
●ドラえもんの広場
3F連絡通路:出国手続き前
有料の場所と無料の場所がありますよ。
●キッズスペース
3F68ゲート付近:出国手続き後(変わっている可能性有)
中部国際空港
●こども広場
3F:出国手続き後
福岡空港
●キッズスペース
3F:出国手続き後
どの空港にも屋上展望デッキがあるので、そちらもおすすめ。
出国手続きの前に遊ばせられる空港は少ないですよね。そして出国手続き後のキッズスペースに関しては、意外と何もなかったりしますので期待はできません。ですが先日関西国際空港からハワイに行った際、ちょこちょこ増えていたのでとっても遊べました。
親はイライラしない
親がイライラすると、子どもは敏感に感じ取ってぐずったり、寝ないという経験をされた方もいると思います。
本当散々遊んでもなぜか寝ない…という期待外れ(笑)な事態もあり得ます。
旅行中にイライラすることも少ないとは思いますが、些細なことで夫婦喧嘩になったり、飛行機の中で子どもが寝ないからと言ってもイライラせず、穏やかな気持ちでいることを忘れずに!
では子どもが寝ない時やぐずった時には、どうすればいいでしょうか?
やっぱりこれしかありません!次を見てみましょう!
ポイント4 機内で使えるおすすめグッズ
機内では、子どもを楽しませるグッズが必須ですよね。
我が家の持っていったものや、これがあればよかったなぁ…というものをご紹介しますね。
おもちゃ
これは皆さん必ず持っていくと思います。
音が出ない、ほどほどの大きさのおもちゃがおすすめですよ。
子どもって気に入れば何度も同じことをしますよね。多少でも音が聞こえると、周囲の方の迷惑になるので控えましょう。
子どもは新しいものが大好きですよね。
今日初めて!というとっておきのおもちゃも数種類用意するのがいいかも。
機内での紛失する可能性などを考えると100円ショップなどで、十分目新しいおもちゃを買えると思いますよ。
丸いものは転がって、他の座席に行くので気を付けてください。
飛び出す絵本
これは我が家のヒットでした。
普通の絵本だと新しい本でも子供が気に入るかわからず不安だったのですが、飛び出す絵本は自信ありましたね。
ハワイで初めて飛び出す絵本デビューだったのですが、手のひらサイズの小さい本は、子どもにはピッタリなサイズです。
子どもも「なんだこりゃ~!?」という感じで、行きも帰りもかなり気に入っていましたね。
膝の上でもぞもぞし出したらこれを出していました。笑
DVDプレーヤー
1歳前後のころはあまりテレビは見せていなかったのですが、これはあったら便利だったかもと思っています。
イヤフォンやヘッドフォンは嫌がる子も多いと思いますし、慣れが必要ですね。1歳だと使いたくない子も多いかもしれませんが…
1歳前後だと映像だけでも楽しめるかもしれませんよ!
持って行っている親子を見かけたことが何度かあります。
おやつ
おやつは普段決まった時間にあげている方も多いと思います。いつもと違う時間のおやつは子どもには、まさかの嬉しい展開です。
とっておきのぐずり対策ですよね。
ここでも食べ慣れているものと、初めてのおやつがあると、子どもも夢中になると思いますよ。
ポイント5 夫婦で協力する
事前準備のポイントもこれが最後の大切なポイントです。
それは「夫婦で協力する」ということ!
普段子どものお世話は、奥さんに任せているという方は、積極的に子どもと遊びましょう。
日頃遅くまで仕事を頑張っている旦那さんが、重いスーツケースを持ったり、手続きに追われているときには奥さんも協力するのがいいと思います。
飛行機に乗り込む前にできる、最大の勝負どころは子どもを遊ばせることなので、夫婦で協力することが大切です。
また飛行機に乗っても、主にママの抱っこという子も多いと思いますが、ずっと動かず1人で抱っこしていると、エコノミークラス症候群で体調を崩したという話もあります。(1歳くらいだと重さもなかなかです)
機内でもどちらかに負担がかかりすぎないようにするのがいいですよ。負担がかかる方は体力的に大変ですし、イライラして些細なことでケンカになりかねません。
ちなみに近くの座席に座っていたご家族と、飛行機から降りたあとに話すことがありました。旦那さんが機内でずっと寝ていて、奥さんが子ども2人の遊び相手に徹して、「全く寝れなかったんですよ…」と奥さんが疲れ切った様子で言っていました。
抱っこや遊び相手は、順番に代わるのがおすすめです。
我が家は機内のおむつ替えが狭くて大変だったので、おむつ替えは旦那さんにやってもらってました。子どもとは夫婦で遊び相手になって、子どもが寝てから2人で寝ていましたね。
夫婦で協力することが、機内で大人もゆっくりできるかどうかに繋がると思います。
おわりに
子連れハワイの飛行機はどうなるかわからないと言えど、事前準備をしているしていないでは全然違いますよ!
今回我が家は、ANAのツアーで大型連休を利用して行ったのですが、絶対にバシネットを利用したい!と思ったので、発売初日の売り出し時間に申し込みをしました。なんとそれでも座席が取れるかぎりぎりだったんです。
実際に乗ってみると子どもはバシネットの深さを怖がり、バシネットを使わないという状況でしたが、持ち込む手荷物の量もなかなかでしたし、足元の広い席で便利でした♡
そして大型連休の2日前に出発したので、空席がちらほら…
周りに少しでも空席があることで、他の方に迷惑をかけることも少なかったと思います。気持ち的に安心して過ごせました。
この経験から我が家では、座席に関する安心感を早く得たい!航空会社のサービスを詳しく調べて、子どもにとってのストレス要因を少しでも減らす、という大切さを実感しました。
旦那さんがとても協力してくれたので、機内で子どもが寝なかったときにもぐずらずに済みましたし、最高の思い出になりました。
どちらか一方が子どものお世話するのではなく、夫婦で分担して家族みんなでハワイ楽しんでくださいね!
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